【山口旅行】秋芳洞みやげは「沖縄そばの肉」で決まり【鍾乳洞】

世の中には、旅先で「欲しいんだけど、実用性はないお土産だなあ。でも、せっかくの旅行だから買っちゃうか」と買って後悔するお土産と、後悔しないお土産があると思います。

 

今回は、圧倒的に後悔しないお土産を紹介します。

 

山口県美祢市にある日本屈指の鍾乳洞「秋芳洞」お土産の「『沖縄そばの肉』に似た石」です。

 

秋芳洞は総延長11キロあまり、観光コースは約1キロある大鍾乳洞であることは皆さんご承知の通り。地下水によって作り出された神秘的な空間は百枚皿や黄金柱など見どころ満載。高低差は40メートルあるそうで、ちょっとした冒険気分も味わえます。

 

入り口付近には商店街があり、安富屋の「ごぼう麺」は食物繊維たっぷりでおいしい。複数のお店が競い合うように売るソフトクリームはみかんからブドウ、抹茶まで数十種類、数百種類の味があり、まさに「世界に一つだけの氷菓」を選べる楽しさです。

 

観光地として非の打ちどころがないのですが、1点だけ難点を上げるとすれば、「秋芳洞」の石は持ち帰ってはいけないことです。

 

限りなく至上のミステリアスな雰囲気です。「このミステリアスを家に持ち帰りたい」と思いを募らせる人は少なくないはず。

 

そんなあなたにぴったりなのが、「沖縄そばの『肉』に似た石」なのです。

 

お店のスタッフさんに聞いた話ですが、砕石業者さんが大理石(?)かなんかを採る際に出る石なのだそうです。それをお土産屋さんに卸しているのだとか。

 

もちろん、「秋芳洞」の石ではありませんが、茶色と白色の配色は思い出の大鍾乳洞を思い起こさせてくれます。マーブリングのような縞模様からは地層のダイナミズムを感じられます。「秋芳洞」周辺がいかにユニークな地層であるかが、この「肉石」に凝縮されていると言っていいかもしれません。

 

秋芳洞」周辺のほとんどのお土産屋さんで取り扱っており、お店に入るたび、また違う「肉石」との出会いがあります。

 

形やサイズはさまざまなので、見飽きることはありません。まさに「世界に一つだけの肉石」です。

 

 

価格は数百円からということもあり、見ているうちに欲しくなります。そう、「ミステリアスを持ち帰りたい」欲求です。

 

一方で、「これ、本当に要る?」という感覚も去来します。

 

結論は冒頭で申し上げましたが、「肉石」に関しましては、「ミステリアスを持ち帰りたい」を押し通してもらって結構です。

 

食卓でも、学習机でも、飾り棚でも、パソコン机でも、どこに置いても、「秋芳洞のミステリアス」を思い出させてくれます。触っていても、見ていても、飽きません。

 

秋芳洞」にもう一度行きたいなあ。

 

安富屋の「ごぼう麺」ももう一度食べたいなあ。