ハロウィーンが終わった。渋谷では例年のような大騒動はなかったと伝え聞くが、わが家でも大過はなかった。
わが家では近所の子どもの友だちが仮想し、参加家庭を巡り、お菓子をもらうのが慣例だ。
子どもたちの「トリック・オア・トリート!」を聞くと、最近の子どもは発音がいいなあと感じるのもいつも通り。
こっちが無理矢理テンションをあげながら「ハッピー・ハロウィーン」と言いつつ、半笑いしてしまうのもいつも通り。
一方で、物価高騰には苦しめられた。
お菓子は総じて値上げ。価格がそこそこ維持されている場合でも、量が減っている。
お菓子を入れる100均のバッグの枚数が減っていることも驚きだった。
昨年まで「22枚入り」や「18枚入り」が普通に売っていたのに、今年は一桁ばかり。なんとか「12枚入り」を探し出すまでに何店舗はしごしただろうか。思い出したくもない。
こんなことでは来年のハロウィーン参加が危ぶまれる。
そもそも言わせてもらうと、わが家は「ハロウィーンなんて面倒臭いイベントがなぜ普及してしまったんだ…」と嘆いている懐疑派なのだ。