以前、門司港タワーから一望できる関門海峡の絶景を紹介しましたが、今回は違う角度から絶景を楽しめるスポットを紹介します。
関門自動車道にある「めかりパーキングエリア」です。
これは、あくまでもわが家の通称です。
漢字では「和布刈」と書き、本来は周辺の地名です。
しかし、このパーキングエリアを1度体験すれば、老若男女が愛を込めて「めかり」と呼ぶことでしょう。最大限の愛を込めて「めかり」と。
展望デッキまでの階段付近には絶景までの「歩数」を記した看板があります。この演出は正直言って、にくいです。
なぜかと思いますか?
看板通り、歩数を刻めば、絶景があるからです。
看板に偽りなし、とはこのことです。
わが家は「めかり」に3回以上訪れていますが、毎回、看板に従って歩数のカウントダウンをし、デッキに着くとすぐに猛ダッシュです。
猛ダッシュの先には何があると思いますか?
もう説明は要りませんね。
そう、関門海峡です。
遠目には福岡観光の象徴たる「門司港レトロ」が一望できます。
もちろん、関門橋の下を力強く進むタンカーや客船、タグボートもばっちり見えます。
1階にはカフェもあり、飲み物を手に海峡を行き交う船を見ていると、時間を忘れます。
以上のように魅力あふれる「めかり」ですが、ひとつだけ注意点があります。
上り線にしかありません。
しかし、本州から九州に向かう方も安心してください。
下り線には「壇ノ浦パーキングエリア」(山口県下関市壇ノ浦町)があります。
ここからも関門海峡の絶景を一望できます。
最後にクイズです。
わが家は「壇ノ浦パーキングエリア」をなんと呼んでいると思いますか?
答えは「めかり」です。
初めて「めかり」に足を踏み入れ、歩数カウントダウンをした時の感動が衝撃的すぎて、帰りに寄った「壇ノ浦パーキングエリア」のことも「めかり」としか呼ばないようになりました。
すいません、少しだけウソをついてしまいました。
正確に説明しますと、「壇ノ浦パーキングエリア」を「めかり」と呼んでいるのは子どもたちです。上り線と下り線の区別がまだついていないみたいです。