食卓が片付きません。食べ終わった食器とごみであふれています。
食べ終わった食器については、「ごちそうさま、のあいさつで台所まで運んでね」と呼びかけることで、なんとか「食事」と「片付け」を一つのパッケージにし、食卓から台所までを一つの「動線」とすることができつつあります。
問題はごみです。
ヨーグルトの空き容器、個包装おやつのカス、食事中に口をぬぐった放置したティッシュ、たまに鼻水ティッシュ、食べ終わった納豆パック、納豆のたれ袋の破片。
子どもいすの近くにはごみ箱を置いていて、ティッシュで顔をぬぐったり、納豆のたれ袋をちぎったりするたびに「ごみ捨てて」と声は掛けるのですが、思い通りになりません。
「ごみ箱そこにあるじゃん!」
「なんでそれがめんどくさいのよ!」
夫婦で毎日繰り返す小言に自分たちが疲れていたある日、ある気づきがありました。
「ごみ箱がもっと近くにあればいいんじゃないの?」
とは言っても、食卓上に小さくてもごみ箱があると、「主役は誰ですのん?」となるので、代用できるものを探しました。
答えは後片付けの「動線」上にありました。
料理中に出る野菜くずなどを捨てる「ポリ袋ホルダー」です。
台所では山崎実業の製品を使っていますが、100均一にも類似品があります。
ホルダー(山崎実業)やスタンド(ダイソー)にポリ袋を掛けると、「ごみ箱」に変身します。
ホルダーを使った「ごみ箱」を食卓に設置してからは、子どもの手の届く範囲にあるので、以前より捨ててくれるようになりました。
捨てていない場合でも促すと、わりと捨ててくれます。
ごみがたまると、ポリ袋を締めて、子どもいす近くのごみ箱にそのままポイできます。
なので、子どもがごみ袋を自分で交換する生活スキルを身に着けることにもつながっています。
ポリ袋は、スーパーで肉や魚のパックを買ったときにもらったものを再利用するので、もちろんコストはかかりません。
参考までにダイソーの類似品のリンクも紹介しておきます。
キッチンマルチスタンド(S) | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア